「イラン月間」(2/1~2/29)最新情報

さて、この間お知らせした「イラン月間」の詳細が決まってきたのでお知らせしていきたいと思います。

今回は「サロン」情報のお知らせです!

「サロン」とは、もともとカフェ・トイトイトイで定期的に行っているイベントです。どなたでも参加ができ、参加者は研究者の話を、気軽にきくことができます。

各発表後には懇親会を開催します(学生3000円/一般4000円)。
参加費無料ですが、1ドリンクをお願いしています。

今回は「イラン月間」なので、イランの専門家がお話してくださります!

以下日程と内容です!

2/2(日)16:00-17:30「越境する蝋燭立:シーア派聖人崇敬とペルシア語神秘主義詩銘文とを手がかりに」
発表者:神田惟氏(東京大学東洋文化研究所研究員)

本発表では、サファヴィー朝(1501–1736)下のイランで制作されたとある蝋燭立の銘文が物語る、2つの「越境」についてお話しします。1つめの「越境」は、この蝋燭立が、サファヴィー朝下のイランからオスマン朝下のイラクへ、国境を越えて物理的に移動したことを指します。2つめの「越境」は、シーア派聖人の墓廟に寄進されたこの蝋燭立に、本来そういった宗教的な空間の調度品の銘文として相応しい言語であるはずのアラビア語ではなく、ペルシア語が用いられているという意味での「越境」です。これらの「越境」には、どのような文化的・宗教的背景があるのでしょうか?

2/9(日)16:00-17:30「イランの絵本を楽しみたい!」
発表者:愛甲恵子氏(サラーム・サラーム主宰、イラン絵本翻訳家)

イランの絵本やイラストレーターを紹介するユニット、サラーム・サラームの活動は2004年の「マルジャーンの絵とイランの絵本展」から始まりました。以来、イランの絵本をより楽しむにはどうしたらいいだろうと模索し続けています。今回はこれまでの活動を振り返りつつ、改めてイランの絵本の魅力について考えてみたいと思います。

2/22(土)16:00-17:30「遥かなるホラーサーン:現代に蘇るペルシア古詩」
発表者:中村菜穂氏(大東文化大学非常勤講師/東洋研究所兼任研究員)&田代智恵子氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士前期課程)

かつて「ブハーラー宮廷の華」と謳われ、綺羅星のごとき数多のペルシア詩人たちの祖となった、9-10世紀の詩人ルーダキー。1千年という遥かなる時を経て、ペルシア語の詩の伝統はいかにして現代に受け継がれたのか、20世紀のイランに生きた二人の詩人の作品から読み解きます。イランにおける「本歌取り」の手法や「本歌」との比較を通して、古典詩と現代詩の往還や文学的な場所としてのホラーサーンについて、対談形式で語ります。

2/29(土)16:00-17:30「ペルシア語の取り立て詞」
発表者:大久保 弥氏 (東京外国語大学博士後期課程)

本発表では、ペルシア語を対象とした自身の研究を紹介します。研究対象は、日本語で「取り立て詞」と呼ばれる「は」、「も」、「だけ」のような、対比や累加、限定などの特別な意味を文の解釈に与え、言語を用いた情報のやり取りにおいて重要な役割を担うとされる表現です。ペルシア語におけるこれらの表現の統語的(文の構造)・意味的性質をどう分析するのかについて探ります。

どのサロンも素敵な内容です!今から楽しみです…!

また詳細が決まりましたらお知らせします!

今年も残すところあと2日…!今年もお世話になりました。良いお年をお迎えくださいませ。

来年も私たちJ-SOISを宜しくお願いします。

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